The 28th Annual Meeting of the Japanese Society of Nuclear Medicine Technology
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 この度,理事会の推挙により第28回総会学術大会の大会長を拝命しました慶應義塾大学病院の三宮です。
もとより微力でございますが,全力でこの重責を果たす所存です。皆様のご指導ご協力のほど,よろしくお願い致します。
 さて,第28回総会学術大会は,日本核医学会と初めてジョイントで開催することになります。このことは,第26回福岡開催時の総会において承認されました。
本会では,以前からの懸案としてジョイント開催の可否を日本核医学会に問い合わせてきましたが,総会開催時期に大幅な差があることと,これによって会長選出時期も違うため,合わせられないなどの理由から回答が先延ばしになってきた経緯があります。
 この度,日本核医学会がジョイント開催に向け通年よりも早く会長を決定して頂いたことから,実施できることになりました。
 第48回日本核医学会学術総会会長は,米倉 義晴先生(放射線医学総合研究所)です。両学会本部の主要メンバーにより「合同開催に関する覚書」を作成・調印し,現在合同開催準備委員会を結成して鋭意準備を進めております。
過去の実行委員会運営方法とは当然ながら大きな乖離を生じますが,宍戸 敏彦実行委員長の下,委員の協力によって会員の皆様に「合同開催でよかった」と,評価が得られる大会にしたいと委員一同意気込んでいます。
会員皆様のご指導ご協力も合わせてお願い致します。
 ジョイントの形態も各種ありますが,今回は同一会場にて開催することができますので合同開催とします。 参加登録費も,日本核医学会と全て同額としました。過去の参加費から比べるとやや割高ですが,両学会のプログラムに自由に出席できるメリットを考えれば,大変お得です。例年出席している両学会所属の会員にとっては,経済的といえます。25日(土)のプログラム終了後には,合同の交流会を行います。豪勢な料理とはいきませんが,懇談の場として大いに活用して頂きたいと思います。
 今回,統一したテーマにてプログラムを企画しています。
メインテーマを『協調と融合の夜明け』とし,サブテーマを「-分子からヒトへ-」としました。PET/CT,SPECT/CTなどの複合機,個々の機器間でのfusionなどハード面だけでなく,他のモダリティーとの協調・共存・融合さらに技師・医師・機器メーカー・医薬メーカーなどと協力して,核医学の更なる発展を望むジョイントの意義をテーマにしました。      
 何分にも初めての試みです。何かと課題も多く,検討・調整することも多々ありますが,テーマの如く,これからの新しい学会クラスターの始まりとして大いに提案し検討して行きたいと思います。会場となる幕張メッセは,東京駅から30分という好立地にあり,アジア地域有数の規模を誇る大型コンベンション施設です。東京モーターショーや国際食品・飲料展など,日本を代表する各種国際見本市が開催されていることで有名です。また,隣接して千葉マリンスタジアムや近隣には東京ディズニーランド・ディズニーシーなどがあります。
 ご家族お揃いでお越しください。

第28回日本核医学技術学会総会学術大会 大会長あいさつ

                                  慶應義塾大学病院  三宮 敏和

ご 挨 拶

 数ある学会のうち,医療における放射線関連学会ほど,多職種の専門家が一同に集合する団体はないと思います。その中でも核医学は,診療に携わっている医学・薬学・理工学・化学・検査技術学,そして関連分野の多くの人たちによって成り立っていると言っても,過言ではありません。
 そのような分野における学会が,過去,核医学会と核医学技術学会という2本立てで学会を開催してきたのも組織が違うためだったのですが,この度,前日本核医学会理事長だった 日下部きよ子先生以下,理事の先生方のご尽力によって,両会の総会が数ヶ月違うにもかかわらず,通年より早めに会長を選出していただいたことで,揃って合同開催が企画できました。このことは,両会の理事役員・評議員ほか多数のご理解とご協力はもちろんのこと,将来へ向けた会員の核医学への思いが合同開催という形で実を結んだものと思います。
 そのような中,第48回日本核医学会学術総会と第28回日本核医学技術学会総会学術大会が幕張メッセ(千葉市)において,初めて合同開催できますことを感謝申し上げます。
 将来に向けた核医学の新しいグランドデザインとして成功させなければなりません。そのような使命と責任は私にとっては重責でしたが,合同開催準備委員会において,お互いが理解と協調を基本に運営してきたことで,無事開催日を迎えることができました。    また,合同開催にあたっては,平成18年9月,両会において「合同開催覚書」を作成し,当面5年間、継続することになっております。 会を重ねるごとに反省を活かし,合同開催の最大のメリットを引き出した学会が,将来的にも継続して行くことと祈念しています。
 初の合同開催メインテーマは「協調と融合の夜明け-分子からヒトへ-」と題しました。私的には,医療現場での人と人との協調と繋がり,診断における連携と融合の繋がり,そのような本来あるべき姿をもう一度再認識し,核医学診療がさらに前進できる基盤となる学会になることに期待を込めました。
 参加登録費も同額として,全てのプログラムに出席できるようにしました。 本会の会員には,核医学会にも多数の会員が登録していますので,1回の参加登録費で両方の学会に出席できることは,多くの知識の習得はもちろんのこと,経済的でもあります。また,学会への出席もしやすくなったことと思います。
 開催にあたり,多くの方々のご指導ご協力を頂きました。また,ご協賛頂きました企業各位に,感謝申し上げます。この3日間が充実した会になるよう実行委員会一同,皆様の参加をお待ちしています。

第28回日本核医学技術学会総会学術大会大会長   三宮 敏和

お問い合わせは、第28回総会実行委員会事務局 jsnmt28th-office@umin.ac.jp
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