The 28th Annual Meeting of the Japanese Society of Nuclear Medicine Technology
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第28回総会学術大会へのお誘い

 第28回日本核医学技術学会総会学術大会は10月24日(金)・25日(土)・26日(日)の3日間に亘り、慶應義塾大学病院 三宮敏和大会長のもと、千葉市「幕張メッセ」にて開催されます。
 今回の開催は第48回日本核医学会学術総会(米倉義晴会長)との合同開催です。初の合同開催にあたって合同会議を重ね準備をしてまいりました。メインテーマは『協調と融合の夜明け』、サブテーマは「-分子からヒトへ-」です。核医学診療に携わっている医学、薬学、物理学、工学、化学、技術学、看護学の協力と調和を図り、異分野がもたらす融合によって新しい核医学診療が分子レベルからヒトへフィードバックされることを願う、といった意味が込められており、正に合同開催にふさわしいテーマです。
 プログラム内容は大きく分けて合同企画、本部企画、実行委員会企画、一般研究発表です。
 合同企画として開会講演を、遠藤 啓吾先生(日本核医学会 理事長)、福喜多 博義先生(日本核医学技術学会 学会長)に講演していただきます。合同特別講演は「量子線で見る物質の究極-分子・原子から素粒子・核へ-」と題し、江尻 宏泰先生(大阪大学 名誉教授)に講演していただきます。合同シンポジウムはメインテーマに沿って『異分野の融合がもたらす新たな世界』と題し、世界的に著名な4人の先生に講演していただきます。合同薬剤調整セミナーは「臨床現場でできる品質管理」立木 一博先生(東邦大学医療センター大森病院)、「放射性医薬品の取り扱い」齋藤 京子先生(北里大学)に講演していただきます。
 本部企画として、卒後教育プログラム基礎講座Ⅰ「核医学技師に必要な知識と実践」を大西 英雄先生(県立広島大学大学院)に、基礎講座Ⅱ「核医学検査に必要な安全管理と安全点検」を山田 正人先生(金沢大学医学部附属病院)にそれぞれ講演していただきます。国際学術交流フォーラムはテーマを統一せず、韓国・台湾からトピックスを報告していただく事になりました。シンポジウムはテーマを『核医学画像の標準化への道のり』と掲げ、「FDG-PET画像の標準化」「SPECT画像の標準化」に関して討論していただきます。
 実行委員会企画として教育講座1「心臓核医学の画像処理を基礎から見直す」と題し、櫻井 実先生(日本医科大学健診医療センター)、教育講座2「脳血流SPECT 定量精度と定量解析」と題し、小倉 利幸先生(札幌麻生脳神経外科病院)に講演していただきます。大会長指名講座1『デジタルファントムの活用について』尾川 浩一先生(法政大学)、本村 信篤先生(東芝メディカルシステムズ)、森 一晃先生(虎の門病院)に講演していただきます。大会長指名講座2『核医学領域におけるマルチベンダシステムについて』松田 恵雄先生(埼玉医科大学総合医療センター)に講演していただきます。
 学術大会の中心となります一般研究発表は過去最多の105演題をいただきました。誠にありがとうございました。会員の皆様における核医学に対する日々の意識の高さを感じることが出来ました。北海道からも多くの演題をいただき、次回第29回大会開催地としての意識の高まりを感じる次第です。
 25日(土)のプログラム終了後、第2会場にて合同交流会を開催いたします。入場は無料ですので会員相互はもとより、日本核医学会の皆様との交流も深めていただきたく存じます。24日(金)にはPET核医学ワークショップが14時30分より第4会場にて開催されますのでこちらへも奮ってご参加下さい。また、24日(金)10時から26日(日)15時まで展示会場にて機器展示が行われますのでご参加下さい。
 今大会は日本核医学会との合同開催ですので、両学会のプログラムに参加することが出来ます。この事は参加者の皆様には最大のメリットであると考えています。大会長をはじめ実行委員一同、鋭意準備し、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 最後になりましたが、第48回日本核医学会学術総会の米倉義晴会長をはじめ核医学会実行委員会関係各位に心よりお礼申し上げます。

第28回日本核医学技術学会総会学術大会 実行委員長   宍戸 敏彦

お問い合わせは、第28回総会実行委員会事務局 jsnmt28th-office@umin.ac.jp
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